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oekakizamurai’s diary

赤い仮面は謎の人、どんな顔だか内緒だよ

くいしんぼうのあおむしくん

はらぺこあおむし、ではない。

八本脚の蝶で紹介されていて、幼児期に読んだ人はトラウマになるとどこかで言及されている絵本である。

福音館書店のサイトから)

ある日、自分の帽子を食べている、そらと同じ色をしたへんな虫に気づく。そいつは帽子を食べながらだんだん大きくなっていく。

「わかったぞ。おまえは ぼうしを たべる わるい むしだろう」

「ごめんね、ぼく……くいしんぼうの あおむしなの」

あおむしくんは、ゴミを食べ、町とともに両親も食べてしまう。主人公はともだちだから食べなかったけど、山の向こうの町を食べ、船を食べ、工場も食べてしまったところで、公害に苦しんでいた町の人達に感謝されるが、感謝の宴とともに町ごと食べてしまう。(あおむしくん、パねぇ!)

世界を食べつくしたところで、涙をためて主人公も食べてしまう。するとそこにあったのは・・・

展開の容赦なさ、そして鮮やかすぎる大どんでん返し。子供にどう読めというのだろう。「死ねば生きられるのに」(アカギ)じゃないよな。

おすしのずかん、とともにプライムで届いた本を閉じて、深く息をつく。